top of page
  • 高野自動車工業

修理の「基本」の大切さ

更新日:2021年8月24日

ホンダフリード、左FrドアからRrバンパにかけての修理作業を進め、エアーにて

パネルをきれいにしていた所、「パリパリパリッ」と左サイドシルの塗膜が剥がれてしまいました。(修復歴あり、今回案件での損傷はありませんが塗装範囲になります)


塗膜の剥がれた部分のパネルを見てみると他社での以前の修理で、塗装とパネルの密着を高めるために必要な下処理「足付け作業」がされていない状態でした。このような状態の上から、今回の塗装をしても、きれいには仕上がらず、塗装の機能も保たれません。


以前の修理で、お客様がご理解、ご納得した上での作業であれば、また別の話となってしまいますが、その車の安全性、機能性を確保するためにも修理の「基本」は大変重要です。

「修理の品質」もそこで決まります。


この後、不具合の起きている部分の下処理作業を行い、塗装へ。きれいに仕上がり納車できました。


当社に入庫してくるお車の中にも、この下処理がされていないであろうお車、結構見かけます。

同じ鈑金塗装業者でも、鈑金塗装に関する知識や、車体整備に対する意識も違いがあって当然ですが、基本を怠った作業を目の前にした時、同業者として、とても悲しい気持ちになります。


ホームページに、「鈑金塗装基本作業工程」が記載されていますが、当社は基本は崩さず

細かいところまで作業をしますので、仕上がりが違います!


車は、日々高度化し車体構造、使用している部材、修理方法も進化し変化していきますが、

修理の「基本」は変わりません。



bottom of page