ミリ波レーダー交換後に警告灯が点灯「軸ズレ」の原因を診断しエーミング
- 高野自動車工業
- 8月11日
- 読了時間: 3分
ミリ波レーダーの取付位置にズレが見られる ミリ波レーダーの取付位置にズレが見られる ミリ波レーダーの取付位置にズレが見られる画像 車体アライメントが正常か計測 車体アライメントが正常化計測 ミリ波レーダーエーミング施工画像
ご相談内容
前回り損傷のお車。他店でフロントグリル内のミリ波レーダーを交換し、エーミングを実施したものの、その後も警告灯が点灯する。ミリ波レーダーは新品に取り換えたため、車体骨格損傷による「軸ズレ」を起こしているのではないのか、と点検をご依頼いただきました。
ミリ波レーダーは、前方の車両や障害物との距離・位置を検知し、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全装置を支える重要なセンサーです。わずかな取付位置や角度の違いでも、正しい方向を検知できず、警告灯の点灯や機能停止につながることがあります。
また、センサー等の先進安全装置が正常に機能するためには、車体骨格と四輪アライメントが正常なことが条件となっています。
まずは警告灯の原因を確認
故障コードを確認し、フロントグリル周辺を取り外して、レーダー本体の取付状態、ブラケット、調整部、周辺の変形や干渉がないかを点検します。
また、車体骨格にズレは無いか計測・点検を行います。
今回の原因は「レーダー本体の位置調整」
点検の結果、車体骨格アライメントは正常。センサーの故障もありません。
今回は交換後のミリ波レーダー本体の位置調整が適正でない状態が原因。
エーミングは、診断機を接続して作業を開始するだけでは完了しません。レーダー本体が正しい位置と角度で取り付けられていることが前提です。
この前提が整っていないままエーミングを実施しても、正しい調整値が得られず、軸ズレの警告が再び表示されることがあります。
エーミング前に必要な確認
正確なエーミングを行うためには、次の条件を一つずつ確認する必要があります。
車体アライメントは正常か
四輪アライメントは正常か
ミリ波レーダー本体の取付位置と角度
ブラケットや取付部の変形、緩み、干渉
タイヤ空気圧、車両姿勢、積載状態
平坦で十分な作業スペースの確保
車両の中心線とターゲットの設置位置
車両とターゲットの距離、高さ、向き
一つでも条件がずれると、正しい方向へレーダーを合わせることができません。
正しい位置へ調整して再エーミング
ミリ波レーダー本体の位置を適正な状態へ調整した後、車両の中心線を基準にターゲットを正確に設置し、再度エーミング。
エーミング完了後は故障コードと警告灯の状態を確認し、先進安全装置が正常に作動できる状態へ復旧したことを確認します。
その後走行テストを行い、警告灯が出ず安全に走行できる状態を確認し作業は完了。
警告灯を消すだけでは不十分です
ADAS車両の修理では、警告灯を消去することが目的ではありません。
センサーが車両の進行方向を正しく認識できる状態へ戻し、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全装置が本来の性能を発揮できるようにすることが重要です。
部品交換後や事故修理後に警告灯が点灯した場合は、故障コードだけで判断せず、車体の状態、センサーの取付位置、作業環境、ターゲット設置まで総合的に確認する必要があります。
小山市・結城市・筑西市周辺でエーミングをご検討の方へ
株式会社高野自動車工業では、事故車の車体修復から四輪アライメント、各種エーミングまで一貫して対応しています。
ミリ波レーダー交換後に警告灯が消えない、軸ズレと表示される、事故修理後に先進安全装置が使用できないなどでお困りの際は、お気軽にご相談ください。






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