カラークリヤー塗装とは? ~マツダ41Vだけではない、高度な塗装修復技術/栃木県小山市/高野自動車工業
- 高野自動車工業
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更新日:6 時間前

こんにちは。栃木県小山市の高野自動車工業です。
マツダの人気カラー「41V/ソウルレッドプレミアムメタリック」の修理のご依頼を頂きました。他店でこの色が出せないとお断りをされてしまい、弊社へお問い合わせをいただきました。今回は、このカラークリヤーを使用した特殊塗装についてご紹介します。
近年、自動車メーカーでは鮮やかな発色や深みのある色合いを実現するため、カラークリヤーを使用した塗装色が増えています。
一見すると「ただの赤色」に見えるかもしれませんが、実は一般的なメタリック塗装とは全く異なる塗膜構造を持っており、高度な調色技術と塗装技術が必要となります。
カラークリヤー塗装とは?
・カラーベース(下層)
・カラークリヤー(中層)
・透明クリヤー(上層)
という3コート構造になっています。
カラークリヤーは半透明の着色クリヤーであり、この層を通して下層の色が見えることで、透明感・深み・鮮やかさを表現しています。
カラークリヤーを採用している代表的なカラー
マツダ
・41V ソウルレッドプレミアムメタリック・46V ソウルレッドクリスタルメタリック
トヨタ
・3U5 エモーショナルレッドⅡ
レクサス
・3T5 ラディアントレッドコントラストレイヤリング
ホンダ
・R565M プレミアムクリスタルレッドメタリック
各メーカーとも独自の塗膜構造や特殊顔料を採用しており、非常に美しい発色を実現しています。
なぜ修理が難しいのか?
カラークリヤー塗装の難しさは、色だけではありません。
一般的な塗装では、
「色=調色」
の要素が大きくなります。
しかしカラークリヤー塗装では、
「色は調色で合わせる」「質感や深みは塗装技術で合わせる」
という特徴があります。
カラークリヤーの膜厚で色が変化する
カラークリヤーは半透明のため、
・塗り重ね回数
・ガン距離
・スプレー速度
・オーバーラップ率
・膜厚
によって見え方が変化します。
厚く塗ると、
・赤味が強くなる
・深みが増す
・暗く見える
薄く塗ると、
・明るく見える
・赤味が弱くなる
・透明感が不足する
という変化が発生します。
つまり、調色が完璧でも塗装方法が違えば色は合いません。
ベースカラーの均一性が重要
カラークリヤーは非常に正直な塗料です。
下層のベースカラーに、
・塗りムラ
・ガン重ね
・膜厚差
があると、その上に塗るカラークリヤーがムラをさらに強調してしまいます。
そのため、
・サフェーサー研磨
・下地処理
・ベースカラーの均一な塗装
が非常に重要になります。
修理工場によって仕上がりに差が出る理由
修理塗装に使用する塗料は、メーカーから完成色が供給されるわけではありません。
弊社の様な車体整備工場が調色データを基に塗料を作り、さらに塗装技術によって色を再現しています。
そのため、
・調色技術
・テストパネル作成
・塗装経験
・膜厚管理
・仕上げ技術
によって仕上がりに差が出やすい塗装色でもあります。
高野自動車工業の取り組み
高野自動車工業では、
測色機によるデータ測定だけに頼らず、実車を確認しながら微調整を行っています。
また、
・テストパネル作成
・カラークリヤーの膜厚管理
・パネルごとの色確認
・自然光での最終確認
を行いながら、修復箇所が目立たない仕上がりを目指しています。
まとめ
マツダ41Vソウルレッドプレミアムメタリックをはじめとするカラークリヤー塗装は、見た目以上に高度な技術が必要な特殊塗装色です。
単純に色を合わせるだけではなく、
・透明感・深み・鮮やかさ・質感
まで再現する必要があります。
カラークリヤー塗装は、修復塗装の難しさがあると同時に、塗装技術者としての面白さもあります。
小山市・結城市・筑西市周辺で、マツダ/ソウルレッドやトヨタ/エモーショナルレッドⅡなどの特殊カラーの修理をご検討の際は、高野自動車工業までお気軽にご相談ください。






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